ホーム  > オンライン書店・本屋  > 本や出版のこと  > TSUTAYA、中古本販売に参入

2010 .05 .03

TSUTAYA、中古本販売に参入

TSUTAYA、中古本に参入へ ネットオフと資本・業務提携(MSN産経ニュース)
カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は27日、オンラインの中古書店を運営するネットオフ(愛知県大府市)と資本・業務提携したと発表した。ネットオフの発行済み株式の30%を取得した。CCCはネットオフと中古本を相互供給することで、古本事業に参入する。
新刊書店では暗黙のタブーとされてきた新刊・中古本の併売。ブックオフやTSUTAYAといった、旧来の書店ではない業態から広まりを見せています。
CCCは「TSUTAYA(ツタヤ)」内に中古本売り場「ECO BOOKS」(仮称)を設ける方針で、6月に都内の直営店でスタート。年度内にフランチャイズチェーンに広げて10店舗開設し、来年度以降は年間50店舗のペースで出店する。
新品も中古も両方一箇所で買えたほうが便利というユーザーニーズと、中古本は利幅が大きいという商売の旨みがあるので、みすみす機会損失を生む方がもったいないわけだけど。

読者にはあまり関係ないけど、新刊本を販売しているツタヤの店頭で中古本を買い取るというのはけっこうインパクトがあるのでは。
提携の柱は、中古本の相互供給。ネットオフは中古オンライン書店「イーブックオフ」で買い取った書籍をCCCに供給する一方、CCCも店頭で買い取った中古本をネットオフに供給する。
出版業界は変化の波が大きくなってますね。

▼参考リンク
ニュースリリース(CCC カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社)

« 異星人が地球に訪れたら、、、やっぱり征服? | ホーム | GREE、六本木ヒルズへ移転 »



この他のエントリー

アーカイブ