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2009 .08 .13

ワイドショー、芸能ニュースの復権?

【酒井法子覚醒剤】ワイドショー、芸能ニュース復権 試される情報・取材の底力(MSN産経ニュース)
芸能ニュースが復権している。俳優の押尾学容疑者(31)が麻薬で逮捕され、清純派アイドルだった酒井法子容疑者(38)も覚せい剤取締法違反容疑(所持)で逮捕された。さらには女優、大原麗子さん(62)の孤独死…。30日に投開票が迫った衆院選が中だるみになりかけたこの時期、テレビのワイドショー番組は芸能ニュースのめまぐるしい展開ににわかに活気づいている。
どこでも同じ話題、同じ映像を繰り返してばかりのワイドショーには飽き飽きしてる。そんなの見るためにテレビの前にいるってのは、ものすっごく時間のムダ。

ニュースも各局(お塩はすっかり少なくなったけど)のりピーばかりだし、地震や大雨、渋滞情報が横並びなのはしょうがないにしても、とにかくどこも同じ内容を繰り返してるだけ。
芸能評論家の肥留間正明さんは「ともにこれまでの芸能史で最大級のスキャンダル。2つのニュースの相乗効果で、視聴者はワイドショーにくぎ付けになっている」と指摘する。
まあ視聴率は実際に上がってるようなのでニーズがあるってことなんだろうけど。

元記事にある芸能リポーター殿の言葉。
「報道は警察から情報を吸い上げるが、ぼくらは芸能界そのものの人脈からネタを仕入れる。ワイドショーの芸能離れがいわれてきたが、今は、今後そうではなくなる可能性があるという分岐点だと思う。ついに出番がきたという感じです」
別に人脈作って取材するのは芸能に限った話しじゃないでしょう。ぼくの部署は逆の立場で、企業広報のスタッフがメディアにパイプを作ってネタを提供している。もちろんONE WAYの提供だけじゃなくてメディアのリクエストに応じたネタも提供してるわけだよね。要するに着眼点と取材力の話しであって芸能とかのジャンルに限ったことじゃない。

世の中で起きている事実を着眼点と取材力を持って伝えてくれればそれでいい。
そうした「事実」を知るのに放送時間に束縛されるのは時間のムダなので、自分の都合のいい時に時系列で追えればいい。だから個人的にはネットのニュースの方が性に合ってるんだよね。

ネットのニュースはいまだにテキストが主流なのでテレビの映像に情報量は劣るけど、それでも繰り返し同じ話題を垂れ流されるよりよっぽどマシ。

遠からずネットにも映像を主としたニュース番組が多く登場してくるでしょう。

ネットのニュースを追ってる人は比較的テレビの視聴者層よりも能動的に情報を得ようとするもの。ワイドショー、芸能ニュースに限らず、リポーター(着眼点・取材力)の底力とやらが試されるのはその時だと思いますよ。

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