CGMがあればプロメディアは不要?
CGMがあればプロメディア不要? 本誌初代編集長が語る(INTERNET Watch)CGMなるモノが増えれば増えるほど、プロメディア(この表現はちょっと違和感あるけど)は必要です。プロ「メディア」というよりかは、プロフェッショナルかな。
オウケイウェイヴは17日、同社が運営するQ&Aサイト「OKWave」のユーザーを対象としたイベント「OKWaveファンミーティング09」を開催した。INTERNET Watch初代編集長で現在はインプレスR&D代表取締役社長を務める井芹昌信氏がゲストとして登場し、「メディアはどうなる?」というテーマをもとに、メディアの動向について語った。
現在のメディアを取り巻く環境については、「ネットメディアがすくすく育つ一方で、紙メディアはこの十数年で反比例するように売り上げが落ちている」と説明。朝日新聞がCNET JAPANを買収するなんて噂が出るようなご時勢で何をしてネットメディアがすくすく育ってるって言うんだろ。雑誌や書籍といった紙が売れなくなってきてるのは、キャッシュフロー、運転資金のための作りすぎ、返品循環に胡坐をかいた粗製濫造と過度な広告収入依存が原因です。
特に、著者が書く知識レベルの高い情報や、編集者が整理した情報などの需要はあるとして、今後もプロフェッショナルによるメディアはCGMと共存し続けるだろうと語った。メディアというよりかはプロとしての編集者が絶対に必要。
構成とか校正とか、素人じゃマネできない技術、編集なくして素人が書いた文章が価値を持つことはほとんどあり得ない。まあ達筆な素人もいるけど、そんなの星の数ほどいるブロガーとかのごく一部でしかないです(自戒を込めて)。
もちろん記者とかプロのもの書き、編集者によるメディアも否定はしないけど、メディア(媒体)としての総体というよりかは、書き手と企画・構成・校正の部分で支えあう間柄を強くしていったほうがいいんじゃないかと思ってます。
みんな最初は素人なわけだから、価値ある書き手(表現者)になれそう・なりたい人をナビゲートしていければコンテンツの活用にもつながると思います。
あ、CGMってのがブログじゃなければ論がズレてますごめんなさい。